2012年12月20日

ストレンジ・デイズ(158号)2013年1月号

◉レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin

2007年にたった一夜限りだけ再結成してパフォーマンスを行なったレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)。亡きジョン・ボーナムの息子ジェイソンがスティックを握った同公演は彼らのファンのみならず広くロック・ファンにとっても歴史的イヴェントだった。しかし、ツェッペリン再復活はその後なんら進展もなく、この時の映像も長く封印されたままだった。その歴史的映像作品『祭典の日(奇跡のライヴ)(Celebration Day)』がついにパッケージ化され、これに先立っては全国の映画館で限定上映も行なわれ大きな反響を呼んだ。ストレンジ・デイズではこの機会に急遽来日したジミー・ペイジの会見時の発言なども交えながら、あらためてこの偉大かつユニークなバンドの魅力に迫る特集を組んだ。解散後のメンバーのソロ活動なども押さえつつ、多角的にツェッペリンの魅力を再検証する。

・奇跡的ロック・モニュメントの復活
・『祭典の日』以後のツェペッリン
・創造の翼を広げながら飛翔し未踏の地へ到達したツェッペリン
・ツェッペリンとワールドミュージック
・メンバーのソロ・ワークス
・ツェッペリンの映像作品他

◉スペシャル・ボックス・セット(Special Box Set)

近年急速に進む音楽作品のデジタル化。アナログ・レコード~CDと、パッケージに馴れて親しんできたファンには寂しい限りだ。しかし、一方で、ある意味“大人買い製品”とも言えるような、豪華なボックス・セットが次々と発売され、往年のロック・ファンを喜ばせてくれている。そんなデラックス感いっぱいの製品を不定期で紹介する《スペシャル・ボックス》企画。年末に向けて財布のひもは緩んでしまうのだろうか……。

・フィジカル・グラフィティ:加速するボックス・セット
・ボックス・セット解説

◉プロコル・ハルム(Procol Harum)

ブリティッシュ・ロックの大御所バンド、プロコル・ハルム(Procol Harum)がユーミンの40周年アニヴァーサリー・ツアーで競演するために来日するということで巷では相当話題になっている。貴重な単独公演も予定されるなか、ビクターからは彼らのキャリアを概観するオリジナル・アルバム10作が高音質CDで紙ジャケット化され、国内独自のベスト・アルバムも編まれる。ストレンジ・デイズでは彼らのキャリアも振り返りながら、リーダー、ゲイリー・ブルッカー(Gary Brooker)の稀有な個性とともに再度プロコル・ハルムの存在感と魅力について再考してみた。

・英ロックの魅力を凝縮したプロコル・ハルム
・ゲイリー・ブルッカーの理想とプロコル・サウンド
・アルバム解説

◉カヤック・インタヴュー(Kayak Interveiw)

今年、40周年を迎えたカヤックは、それを記念し、エソテリックから、彼らがEMIを離れ、ヴァーティゴと契約する前に作った初期3枚のアルバムのリマスター盤をリリースした。これらの初期のアルバムで、カヤックは、イエス(Yes)やEL&P(Emerson, Lake & Palmer)のようなプログレッシヴ・ロックと、スーパートランプ(Supertramp)や10CCのようなモダーン・ポップとの間をたやすく行き来している。カヤックは、70年代初頭のブリティッシュ・ミュージックのいいところを取り入れる一方で、ユーロッパのフレイヴァーを加え、独自性を築いている。トン・スケルペンツェルとピム・コープマンから生まれる構造的かつ完璧主義的なソングライティング、マックス・ウェルナーの高音のヴォーカル、高いプロダクションと優れた音楽的な才能を持ったカヤックが、イギリスのバンドほど知名度が低い唯一の理由は、彼らがイギリス人ではないということだけかもしれない。彼らの初期についてもっと知るために、40年間のすべてのアルバムでプレイしてきた唯一の人物である、バンド・リーダーでありキーボード奏者のトン・スケルペンツェルにインタヴューした。非常に完璧主義者である彼は、カヤックの素晴らしさを語るうえでの生きる証明とも言える。会話が進むにつれて彼とのディスカッションは次第に熱を帯びていった。

◯ティム・クリステンセン インタヴュー(Tim Christensen Interview)
・アルバム解説

◯ラスカルズ(The Rascals
・元祖ブルー・アイド・ソウル、ラスカルズの歩み
・フェリックス・キャバリエ(Felix Cavaliere)の世界
・アルバム解説

◯ペンギン・カフェ・ウィズ・フレンズ ライヴ・レポート(Penguin Cafe Orchestra)

◯アラン・トゥーサン ライヴ・レポート(Allen Toussaint

◯メトロトロン・レコード25周年記念プロジェクト ライヴ・レポート(Metrotron Records 25th Anniversay Project Vol.2)

◯ディーン・ブラウン・グループ ライヴ・レポート(Dean Brown

◯ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ奇跡の新作(Roger Nichols & The Small Circle Of Friend

◯ロック名盤999シリーズにブリティッシュ・ビート編が登場

◯北欧のサージェント・ペパーズ・シンドローム『1st Floor』再発(The Floor)

◯モータウン名盤紙ジャケ/SHM-CDシリーズ新タイトル

◯フィル・スペクター(Phil Spector)関連のロニー・スペクター(Ronnie Spector)などが高音質CDで初紙ジャケ化

etc…