2013年6月6日

自身が語るキース・エマーソンの軌跡

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『キース・エマーソン自伝』
◎キース・エマーソン(Keith Emerson)が2004年に上梓した自伝『Pictures of Exhibitionist』の翻訳本(『キース・エマーソン自伝』)がようやく出版された。エマーソン自身によって、1944年に生まれてから、学生時代を経てミュージシャンとなり、エマーソン、レイク&パーマー(Emerson, Lake & Palmer)として成功を収め、ミュージック・シーンの頂点を極める1970年代後期までが語られている。

先日、BSジャパンの番組に出演していた際にも当時のことを気軽に答えていた姿が印象的だったが、本書でも赤裸々に当時のことを綴っている。まえがきで、“もう自分のことを誤解されたくないから書いた”と書いているが、その言葉を証明するように、包み隠さず書かれたさまざまなエピソードはここまで書いていいのかと思うほど。時にユーモアを交えて、時にシニカルに描かれた内容に知らず知らずのうちに引き込まれる。70年代の英米のミュージック・シーンや当時のカルチャーを知りたい音楽ファンには必読の一冊だ。

[CONTENTS]
・手術
・スクールデイズ
・銀行員からミュージシャンへ
・T‐ボーンズ
・悪くもナイス
・ヘンドリックスのお世話に
・アメリカ進出
・火遊び
・行儀の悪い連中
・クリオとのこと