2013年6月24日

ストローブスのデイヴ・カズンズが1972年に発表した初ソロ・アルバム

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デイヴ・カズンズ『トゥー・ウィークス・ラスト・サマー』
◎ストローブス(Strawbs)のデイヴ・カズンズ(Dave Cousins)が1972年に発表した彼にとっての初ソロ・アルバム『トゥー・ウィークス・ラスト・サマー(Two Weeks Last Summer)』(右上写真)。以前、紙ジャケ化されているが、今回の再発にあたっては新たにボーナス・トラック2曲が追加され、うれしい内容にヴァージョン・アップされている。音楽的には初期ストローブスにあった英国フォーキーな色彩が濃いサウンドで、曲によってはパブ・ロック風ニュアンスやハード・ロックまで披露しているのが注目されるところ。ぼくはとにかくこの人の渋い歌声が大好きなのだが、ソングライターとしても、もっともっと評価されるべきで、サンディ・デニー(Sandy Denny)のヴァージョン(※下段写真)で知られる表題曲などでみせる幻想的なタッチはすばらしい。演奏を支えているのはデイヴ・ランバート(Dave Lambert)、リック・ウェイクマン(Rick Wakeman)という新旧ストローブス組に、ジョン・ハイズマン(コロシアム)、ミラー・アンダーソン(キーフ・ハートレー・バンド)、ロジャー・グローヴァー(ディープ・パープル)というこれまた渋い実力者揃いで、充実したサウンドを提供している。ボーナス・トラックでは最後に収められた未発表曲がなんといっても聴きもの。乞再評価。 [廣川 裕/SD164]

CD: SANDY DENNY & THE STRAWBS『All Our Own Work – The Complete Sessions Remastered』Witchwood Media / WMCD 2047(2010年発売) ※「Two Weeks Last Summe」のサンディ・デニー・ヴァージョンを収録。現在、比較的入手しやすいアイテム。

http://www.strawbsweb.co.uk/