2013年6月25日

異端の音楽家・吉松隆が自身の歴史を振り返った自伝「作曲は鳥のごとく」

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◎2013年3月20日に60歳を迎えた吉松隆を祝して、同日、東京オペラシティ・コンサート・ホールで、「吉松隆 還暦コンサート〈鳥の響展〉」が行なわれた。最後にはキース・エマーソン(Keith Emerson)がステージに登場し、ピアノで「ハッピー・バースデイ」を演奏するというサプライズもあり、超満員の会場が熱気に包まれた1日だった。そして誕生日及び還暦コンサートと同じ日、吉松氏はさらに、音楽家としての自身の歴史を振り返った自伝も上梓した。それが本著「作曲は鳥のごとく」だ。少年時代の思い出から、“オーケストラの曲”を書きたいというシンプルな夢から始まった作曲家になるきっかけ、プログレッシヴ・ロックをはじめとするさまざまな音楽との出会い、これまでの作品の誕生エピソードなど、それぞれ時代に分けて綴られている。クラシックの世界では、異端とも称される吉松氏だが、その独特の世界観の一端が垣間みられる一冊だ。

[CONTENTS]
第1章 少年時代(1950~60年代)鳥のごとく;少年時代の原風景 ほか
第2章 浪放時代(1970年代)音楽のスイッチON;高校進学と慶應 ほか
第3章 鳥の時代(1980年代)朱鷺によせる哀歌;鳥のシリーズ始動 ほか
第4章 飛翔の時代(1990年代)『地球にて』―初めての作品集CD;サクソフォンと『ファジーバード』 ほか
第5章 作曲する人生(2000年代)作曲とは…;作曲の仕方 ほか