2013年8月7日

テリー・ダンコ(リック・ダンコの弟)やドウェイン・フォードが在籍していたことで知られるカナディアン・バンド“ベアフット”のファースト・アルバムが世界初CD化された!

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ベアフット『ベアフット』
◎リック・ダンコ(Rick Danko)の弟、テリー・ダンコ(Terry Danko)が在籍していたベアフット(Bearfoot)のデビュー・アルバム『Bearfoot』が世界初CD化となった。まだ“アトキンソン、ダンコ・アンド・フォード・ウィズ・ブロッキー・アンド・ヒルトン(Atkinson, Danko And Ford With Brockie And Hilton)”(※下段写真)を名乗っていた時代に発表していたものを、2作目『Friends With Bearfoot』(※下段写真)のリリースに合わせる形で1973年にベアフット名義で出し直したものだ(ジャケット・曲順が違う)。ザ・バンド(The Band)の正統派フォロワーともいえる泥臭い部分と、カナダらしい温もりを感じさせるアコースティックな部分が混じり合って、独特のルーツ・ロック・サウンドを作り上げている。

このバンドには3人のソングライターがいてそれぞれヴォーカルを取るが、兄リックに似た声質のテリー作による「Mark Twain」や、ジム・アトキンソン(Jim Atkinson)作でテリーと交互に歌っている「Life Goes Too Fast」などはかなりザ・バンドっぽい。残るキーボード奏者、ドウェイン・フォード(Dwayne Ford)は、81年にデヴィッド・フォスター(David Foster)制作でAOR名盤を残す人物であり、サザン・ロックばりの「Right On」やメロディアスな「Holy, Holy, Holy」など幅広い作風だ。3声のハーモニーも決まっており、木漏れ日フォークを思わせる「Sweet Harmony」も魅力的だ。 [遠藤哲夫/SD166]

ALBUM:『Atkinson, Danko And Ford With Brockie And Hilton』(1972年)/『Friends With Bearfoot』(1973年)