2013年8月29日

1980年代前半に“第2のデヴィッド・ボウイ”と称され、『灰とダイアモンド』『フィギュアーズ』2枚のアルバムを残していた、ザイン・グリフが最新アルバムをリリース!

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ザイン・グリフ『ザ・ヴィジター』
◎1980年代前半に『灰とダイアモンド(Ashes And Diamonds)』『フィギュアーズ(Figures)』(※下段写真)2枚のアルバムをリリースしたものの商業的な成功が得られず、その後の消息がわからないとされていたザイン・グリフ(Zaine Griff)の通算4作目となる最新作。ザインはニュージーランド人で、1980年代半ばに帰国。出身地であるオークランドでジャズ・パレスというクラブを運営し、地元ミュージシャンに活動の場を提供しつつ、さまざまなチャリティ・イヴェントを開催するなど、自身は音楽活動からは身を引くかたちになっていたという。そして2011年、約30年のブランクを経て3作目のアルバム『Child Who Wants The Moon』を発表。そして、本国では2013年4月に発表されたのが本作『ザ・ヴィジター(The Visitor)』(※右上写真)ということになる。

1980年代の活動が成功に至らなかったのは“第2のデヴィッド・ボウイ”というイメージを強調しすぎたプロモーションによるところが大きい。元スプリット・エンズ(Split Enz)のエディ・レイナー(Eddie Rayner)をプロデュースに迎えたこのアルバムでのザインは、ボウイやフェリーの影響を感じさせつつも、50代半ばを迎えたアーティストとして独自の世界を提示してくれる。長い熟成期間を経て醸しだされた極上の味わいは、見事な帰還といえる。[鈴木 祐/SD167]

Album:『Ashes And Diamonds』(80年)/『Figures』(82年)

Official: http://www.zainegriff.com/
https://www.facebook.com/Zainegriff.officialnews