2013年9月9日

フラワー・キングスのロイネ・ストルトが、スティーヴ・ハケットのジェネシス・トリビュート作で名を上げたヴォーカリスト、ナッド・シルヴァンと組んだバンド“エージェンツ・オブ・マーシー”のデビュー作が待望の再発!

TOP_Fading_Ghost
オンラインストア
アマゾン

エージェンツ・オブ・マーシー
『ザ・フェイディング・ゴースツ・オブ・トワイライト:2013エディション』
◎ロイネ・ストルト(Roine Stolt)がフラワー・キングス(The Flower Kings)の活動休止中に先日スティーヴ・ハケット・バンド(Steve Hackett)のメンバーとしても来日したナッド・シルヴァン(Nad Sylvan/ボーカル)、さらに他のフラワー・キングスのメンバーも巻き込んで結成したシンフォ・プロジェクト、エージェンツ・オブ・マーシー(Agents Of Mercy)の2009年発表のデビュー・アルバム『ザ・フェイディング・ゴースツ・オブ・トワイライト』が全12曲中4曲を新リミックスで収録して再発された。ついこの間のアルバムだと思っていたのに、市場では入手困難な状況だったらしく、このあとにファンになったという方などは狂喜だろう。

シルヴァンの歌い回しには明らかにピーター・ゲイブリエル(Peter Gabriel)を意識した痕跡があるし、全体的なサウンドも中期ジェネシス(Genesis)を思わすロマンティックな幻想味やシンフォニックさを湛えていて、ロイネのジェネシスや70年代英国シンフォへの憧憬がよく表れている。その意味でメロトロンなどヴィンテージ楽器の使用も説得力がある。このあとの作品ではよりタイトさを増していくことを思うと、ここでの夢見るような展開とリリカルな響きというのは貴重なものだったんだなと、再認識させられる。[廣川 裕/SD167])

Official: http://www.agentsofmercy.com/
http://www.flowerkings.se/