2013年9月20日

アークティック・モンキーズが前作より約2年ぶりとなるニュー・アルバムをリリース:ポップでタイトな、今かなりカッコいいロック界期待の星の5作目!

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アークティック・モンキーズ『AM』

◎去年、ドレスコーズの取材をした時に“ロックバンドはカッコ悪い”という話をしたのだが、果たして今、ロック(バンド)はそんなにカッコ悪いのか? そんなロック界において希望の星と言われているアークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys)の5作目となる新作。別枠のレビューを〝音楽知識が全くない彼女が彼氏のCDコレクションからランダムに選んで、思ったことを率直に書く〝というブログに倣って書いてみたのだが、これが難しい。しかし、アークティック・モンキーズに関して言えば、イギリスの人気バンドという薄すぎる認識しかない俺だ。いや、“音楽知識が全くない”という設定ならば、そんな認識さえ必要としないだろう。何故そんなことを考えたかというとネットで簡単に詳細な情報が手に入る現在、あえて直感だけで書いてみるのは面白いんじゃないかと。また“そこは杉山さん、情報も入れつつ面白おかしく無難にまとめて”みたいなレヴューもどうよ? と四半世紀こういうことを続けてると思うわけですよ。

そんなイノセントな心でバンドの公式サイトを見てみる。日本版もあちらの公式も新作のPVがトップに貼ってある。オシロスコープの様な画像がずっと続くと思いきや、それがアニメへと進化する奔放なイメージの洪水のようなPVはレトロなサイケ感もあっていい感じ。“photos”で見ることのできるメンバーのルックスは強面系でむさくるしくも骨っぽくて、いい感じ(みんな20代後半)。近影を見ているとやはりイギリスのバンドだなあ、と思う。さっきも書いた通り、アークティック・モンキーズがどこの国のバンドなのかも危ういくらい現在の洋楽事情に疎い俺でも、これが今、かなりカッコいいロックだということはわかる。基本はギターとドラム、ベースだけ。ポップでタイト。かのフランツフェルディナンド(Franz Ferdinand)と同じレーベルだということも納得できる。って音楽知識がないという設定は相変わらずどこかに飛んでます。そして例によって歌っている内容は皆目わからない。まぁ、人には、それぞれ事情がある。一見、幸せそうなあの人も、この人も、それぞれに事情を抱えている。しかし“人生いろいろ”、そんな言葉だけでも割り切れない。そんな人生の機微ってものがわかっている人たち。俺の直感です。[杉山 達/SD167]

Arctic Monkeys – Do I Wanna Know? (Official Video)

Official: http://www.arcticmonkeys.com/