2013年10月30日

マニック・ストリート・プリーチャーズ、3年ぶり、通算11作目となるニュー・アルバムをリリース!:結成20周年を迎え記された初々しさと老練さとが渾然一体となった新境地

『リワインド・ザ・フィルム – デラックス・エディション – 』
◎2012年、マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)は、『ジェネレーション・テロリスト(Generation Terrorists)』でアルバム・デビューを飾ってから20年を迎えた。そんなアニヴァーサリー・イヤーを越えて、前作『ポストカード・フロム・ア・ヤング・マン(Postcards From A Young Man)』から3年ぶりに発表したのが、通算11作目となる本作だ。

噂によると、マニックスは、地元カーディフにある彼らのスタジオをはじめとして、ウェールズのロックフィールド・スタジオ、ドイツ、ベルリンのハンザ・スタジオなどを巡り、2枚のアルバムを同時に制作していて、本作は、その第1弾アルバム。1枚がアコースティックな作品で、もう1枚はエレクトリック・サウンドがベースとなっているという。内容からすると本作はアコースティックな面を打ち出した方の1枚。彼らの代表作の一つである94年リリースの『ザ・ホーリー・バイブル(The Holy Bible)』でエンジニアを務めたアレックス・シルヴァ(Alex Silva)を共同プロデューサーに迎えた本作は、これまでにないほどのポップ・アルバムに仕上がっていて、デビューしたてのバンドのような初々しさと、20年以上のキャリアを感じさせる老練さとが渾然一体となり、マニックスの新たな一面を見せた作品となっている。

アルバム・タイトル曲には、元ロングピックズ(Longpigs)~パルプ(Pulp)のギタリストで、シンガー・ソングライターのリチャード・ハーレー(Richard Hawley)が参加しているが、そのきっかけは、シャーリー・バッシー(Shirley Bassey)のコンサートでジェームス・ディーン・ブラッドフィールド(James Dean Bradfield)と会ったことがきっかけだった。マニックスとハーレーは、バッシーのアルバム『The Performance』に楽曲を提供していて、その縁で彼女のライヴに訪れていた。そこで意気投合した2人は、連絡先を交換し合い、本作でコラボレーションするに至った。ハーレーの渋みのある声や2人のゲスト女性シンガーの瑞々しいヴォーカルは、ブラッドフィールドの高音域の声とは対照的な響きを持ち、これまでのマニックスとはひと味違った陰影を生み出している。

なお本作は、通常盤(※右上写真)と、デモ音源や2012年12月17日のO2アリーナでのライヴ音源を収録したディスクの付いた2枚組でDVDサイズのハードカヴァー・ブック仕様のデラックス・エディションの2つのフォーマットで発売されている。[池田聡子/SD168]

Manic Street Preachers – Rewind the Film ft. Richard Hawley
Music video by Manic Street Preachers feat. Richard Hawley performing Rewind The Film. (C) 2013 Sony Music Entertainment UK Limited

Official: http://www.manicstreetpreachers.com/
http://www.sonymusic.co.jp/artist/ManicStreetPreachers/