2013年11月24日

バーズが1971年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行なったコンサートを収録したライヴ作品!

バーズ『ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール1971』
◎ロジャー・マッギン(Roger McGuinn)のガレージから発見されたテープをもとにした、発掘ライヴ音源。海外では2008年にリリースされていたが、今回は日本語解説と帯を付けての発売である。録音されたのは71年のロンドン。メンバーは、マッギン(ギター)、クラレンス・ホワイト(Clarence White/ギター)、ジーン・パーソンズ(Gene Parsons/ドラムス)、スキップ・バッティン(Skip Battin/ベース)の4人だ。

19曲もの曲が収録されており、おそらくほとんど編集なしに、ライヴをまるごと収録したものだと思われる。特筆すべきは選曲の妙で、とくにボブ・ディランの「ミスター・タンブリン・マン」「マイ・バック・ペイジズ」、ジャクソン・ブラウンの「ジャマイカ・セイ・ユー・ウィル」、リトル・フィートの「トラック・ストップ・ガール」など、カヴァー曲が秀逸だ。もちろん、オリジナルの名曲「エイト・マイルズ・ハイ」なども収録。演奏はものすごく上手いというわけではないが、例によって独特の味わいがあり、メンバー間のコンビネーションも絶妙だ。初期バーズの作品とは雰囲気が違うが、ロック・バンドとしての彼らの魅力が楽しめる。[立川芳雄/SD169]