2013年11月25日

ビートルズのDNAを受け継ぐ、英国シンガー・ソングライターのひとり、“ジェリー・モリス”1973年発表の唯一作が紙ジャケットで初CD化された!

ジェリー・モリス『オンリー・ザ・ビギニング』
◎不勉強にしてこのジェリー・モリス(Gerry Morris)が英ポップ史の中でどのような位置にあるのか知らないのだが、1973年に残されたこの唯一作を聞けば、評判通り“ビートルズのDNAを受け継ぐ”シンガー・ソングライターのひとりということは了解できる。これもビッグ・ピンク経由での紙ジャケ化ということになるが、このレーベル、どれだけマニアックに進むんだか。先が読めなくて逆にワクワクする。

まぁ、他愛もない感想は置くとして、モリスがソングライターとして着実にビートルズ(The Beatles)以来のポップネスを継承しようとしているのは明白で、さらにグラム・ロック的なニュアンス(73年という年代を想起せよ)や初期エレクトリック・ライト・オーケストラ(Electric Light Orchestra)的な切り口まで念頭に置いているのは逞しいというかなんというか。ストリングスの使い方とかほんと、よく勉強してる。録音にはルベッツ(The Rubettes)のメンバーも協力しているので、この周辺の人脈ということかしらん。このアルバムの他にはいくつかの覆面プロジェクトでシングルを発表しているようだが、フォークに限らず“英ポップの奥も深い”ということか。とりあえず英ポップ好きは聞くしかない。[廣川 裕/SD169]

7inch Single:「Only The Biginning」York / SYK 557 / 1973

○下記のURLより「Only The Biginning」の音源を聴くことができます
http://biteitdeep.blogspot.jp/2012/04/gerry-morris-only-beginning-1973.html