2013年11月28日

“ユーゲン(Yugen)”のギタリスト、フランチェスコ・ザーゴが女性ヴォーカリスト、エレイン・デ・ファルコらとともに、結成した新バンド“エンプティー・デイズ(Empty Days)”のファースト・アルバム!

エンプティー・デイズ『エンプティー・デイズ』
◎フランチェスコ・ザーゴ(Francesco Zago/ギター)はユーゲン(Yugen)でジャズ・ロック×アヴァンギャルドなアプローチを見せているが、こちらでのザーゴはアンビエントでフォーキー、クラシカル、そして時にホラー。中1の娘が、「女の人の声が怖くて眠れない」と言ってきたが、ホント、夜中に1人で聴いているとけっこう怖い。とはいえ、ヤクラなどイタリア暗黒系が好きな筆者にとってはかなり心地よい音ではある。しっとりしたトーンのエレイン・デ・ファルコ(Elaine Di Falco)は、ヒュースコア(Hughscore)でカンタベリーの巨人、ヒュー・ホッパー(Hugh Hopper)と組んでいた才女。ウィスパーに近い響きが芸術的解釈を与えている。ザーゴはよほど、1音1音を大事にする人なのだろう。全編を通してまるでカレイドスコープのような変化を見せ、心象風景まで浮かび上がってくるようだ。アコースティックなトーンが多いものの、大仰なプログレにも負けない迫力が伝わってくる。17世紀の英の作曲家ジョン・ダウランドの名曲「フロウ・マイ・ティアーズ」が心にズシリと響く。「アンコク」のパーカッシプな構成はクリムゾンを意識してか。「ランニング・ウォーター」はひたすら美しい。[等々力 侑/SD169]

[Member]
Paolo “Ske” Botta (key)
Jacopo Costa (vibes)
Elaine Di Falco (vo)
Maurizio Fasoli (p)
Bianca Fervidi (cello)
Pat Moonchy (electric zen garden)
Rachel O’Brien (vo)
Giuseppe A. Olivini (perc)
Francesco Zago (g, mellotron, b)

Empty Days . Running water (2013)

Official: http://www.francescozago.com/
http://altrock.highsite.it/?wpsc-product=empty-days