2013年12月2日

アール・ゾイ〜ストラーヴェとフレンチ前衛プログレッシヴ・バンドを渡り歩いたギタリスト、アラン・エッケールの唯一ソロ作が待望の初CD化!

アラン・エッケール・カルテット『アラン・エッケール・カルテット』
◎アラン・エッケール(Alain Eckert)は、アール・ゾイ(Art Zoyd)のギタリストで1976年から1981年まで在籍し『Génération Sans Futur』や『Symphonie Pour Le Jour』(※下段写真)などの傑作を残している。その後はセルジュ・ブハンゴルフ(Serge Bringolf)率いるジャズ・ロック・ユニット、ストラーヴェ(Strave)に参加し、フレンチ・アヴァン〜ズール系の優れた作品を残している。アラン・エッケールがクァルテットとして1981年にリリースした唯一作『アラン・エッケール・カルテット』(※右上写真)が待望の初CD化となった。

オリジナル盤がレアであったためこの再発は嬉しいところ。アール・ゾイのキーボーディスト、パトリシア・ダッリオ(Patricia Dallio)とストラーヴェのリズム・セクション、セルジュ・ブハンゴルフ(ドラムス)とアラン・ルコント(Alain Lecointe/ベース)を迎えて制作されている。いわゆるアール・ゾイやマグマ(Magma)、ズール系のサウンドに近いが、彼のソロ・クァルテットということで、アヴァン色よりアコースティックや即興演奏を交えたややジャズ・ロック〜プログレッシヴ・ロック寄りの作風となっている。ユニヴェル・ゼロ(Univers Zero)に捧ぐ楽曲も収録。リマスターおよび30分に及ぶボーナス2曲(1981年のA lʼOuest de la Grosneでのライヴ)を追加しての再発。 [祖父尼 淳/SD169]

Album: Art Zoyd『Génération Sans Futur』Atem / 7007(1980)/『Symphonie Pour Le Jour Où Brûleront Les Cités』Atem / ATEM 7010(1981)