2013年12月21日

吉田達也、ナスノミツル、鬼怒無月、山本精一、勝井祐二という日本のアンダーグラウンド・シーンで最も先鋭的なメンバーが集結したユニットの5作目!

ザ・ワールド・ヘリテッジ『ライヴ・アット・グッドマン』
◎ルインズの吉田達也(Ds)、アルタード・ステイツのナスノミツル(B)、ボンテージ・フルーツの鬼怒無月(G)、ボアダムスの山本精一(G)、ROVOの勝井祐二(ヴァイオリン)と、本当はメンバー5人が他にも多数のユニットを掛け持ちしているのを、あえて一つに絞って紹介させていただくが、日本アンダーグラウンド・シーンで現在も先鋭的に活動を続ける彼らが集合したインプロヴィゼーション・ユニット、ザ・ワールド・ヘリテッジ(The World Heritage)の5作目が登場した。

今回は2012年1月に秋葉原グッドマンで行なわれたライヴを収録した作品。ということは、少なくとも数時間のあいだに本作に収録のナンバーが演奏されたわけであるが、それはとても信じられない。何故ならば、まるでイッツ・ア・ビューティフル・デイ(It’s a Beautiful Day)のようなアメリカン・サイケデリック風のナンバーから始まって、超高速で変拍子が踊るハード・コア~変態的なブルース~ヘンリー・カウ(Henry Cow)風のフリー・インプロヴィゼーション~1974年ごろのキング・クリムゾン(King Crimson)を想わせるヘヴィなプログレッシヴ・ロックまで多彩な即興演奏が飛び出してくるからだ。こんな凄いアルバムが300枚限定だなんて。[鬼形 智/SD170]

http://blog-shinjuku-progre.diskunion.net/Entry/1892/