2014年2月7日

1979年にLAで行なわれた“ブランドX”のコンサートを収録した『ライヴ・アット・ザ・ロキシー』が再発された!

◎再結成が望まれているバンドのひとつブランドX(Brand X)。本作は1995年に発掘されたライヴ音源で長らく入手困難であった作品の再発だ。1979年9月23日、ロサンゼルスのロキシー・シアターでおこなわれたライヴの模様を収録。ジェネシス(Genesis)がスティーヴ・ハケット(Steve Hackett)の脱退により3人体制となってしまった頃で、『そして3人が残った(…And Then There Were Three…)』(※下段写真)と初の全英1位を記録した『デューク(Duke)』をリリースする間に一時的にフィル・コリンズ(Phil Collins)が復帰しておこなわれた貴重なもの。メンバーはほかにジョン・グッドソール(John Goodsall/ギター)、パーシー・ジョーンズ(Percy Jones/ベース)、ロビン・ラムリー(Robin Lumley/キーボード)、ピーター・ロビンソン(Peter Robinson/キーボード)の5人。リリース直後のアルバム『プロダクト(Product)』(※下段写真)からの楽曲が中心だが、「マラガ・ヴェーゲン」や「ニュークリアー・バーン」も収録されており興味を惹く。彼らの公式ライヴ盤は1977年にリリースされた『ライヴストック(Livestock)』があるが、その頃よりもフィルのヴォーカルも交えロック的な熱いノリが感じられる。一糸乱れずきめていく超絶プレイは圧巻で音質はカセット・ダイレクトの音ながら聞き入ってしまう。ファンも熱狂的だ。[祖父尼 淳/SD172]

ALBUM: Genesis『…And Then There Were Three…』Charisma / CDS 4010 (1978年)/Brand X『Product』 Charisma / CAS 1147 (1979年)