2014年2月14日

社会派シンガー・ソングライター、“スザンヌ・ヴェガ(Suzanne Vega)”7年ぶりのオリジナル・アルバム!

スザンヌ・ヴェガ『ペンタクルの女王の物語』
◎前作『ビューティ&クライム(Beauty & Crime)』から約7年ぶりとなる、スザンヌ・ヴェガ(Suzanne Vega)通算8作目のオリジナル・アルバム。前作はちょっとゴージャスな雰囲気があって、彼女のアルバムとしてはややエンタテインメント性の強い傑作だったが、今回は全体にシリアスな雰囲気が強い。そして前作以上に充実した作品だ。

特徴はアレンジがヴァラエティに富んでいることで、フォーク風、ロック風はもちろん、オーケストラを導入した曲もある。前々から黒っぽいリズムを巧みに導入している彼女だが、この新作でも、ソウルフルなリズムの曲がいい。また今回は、ヒップホップ風の楽曲にも果敢に挑戦している。

プロデューサーはデヴィッド・ボウイ作品で知られるゲリー・レオナルド(Gerry Leonard)。近年のヴェガ作品で重要な役割を担っている名ベーシストのマイク・ヴィクゼリア(Mike Visceglia)をはじめ、トニー・レヴィン(Tony Levin/ベース)やラリー・キャンベル(Larry Campbell/ドラムス)など、参加メンバーも豪華だ。ヴェガはいま54歳。社会派シンガー・ソングライターでありながらサウンド志向を堅持している点が、彼女の大きな魅力である。 [立川芳雄/SD172])

Suzanne Vega – Fool’s Complaint – Lyric Video

Official Site:
http://www.suzannevega.com/