2014年2月19日

カーディガンズのリード・ヴォーカル、“ニーナ・パーション(Nina Persson)”の初ソロ・アルバム!

ニーナ・パーション『アニマル・ハート』
◎日本でいち早くブレイクした、90年代スウェディッシュ・ポップの代表的バンドであるカーディガンズ(The Cardigans)のリード・ヴォーカル、ニーナ・パーション(Nina Persson)の初ソロ・アルバムがリリースとなった。キュートだけど、どこかアンニュイさを滲ませたウィスパー・ヴォイスとお洒落なサウンドで、「カーニヴァル(Carnival)」や「ラヴフール(Lovefool)」などのヒットを持つカーディガンズは、レトロ・ポップな持ち味が魅力でもあった。ソロ・プロジェクト的な“ア・キャンプ(A Camp)”でアルバムも出していたニーナであるが、本作では80年代風のシンセ・ポップを基本に、カーディガンズやア・キャンプと共通する部分は残しつつ、ちょっとハスキーになったヴォーカルで新たな魅力を伝えている。

ア・キャンプでのアコースティックな作風をシンセ・サウンドで包み込んだ、というのが最初の印象だったが、聞いているうちに独特のユル〜いアンニュイさとポップなメロディの融合が、じわじわと効いてくる。「Burning Bridges For Fuel」「Forgot to tell you」「Catch me Crying」などでは、北欧のルシンダ・ウィリアムス(Lucinda Williams)的な色合いをまとう瞬間があって驚いた。遅すぎた感のあるソロ作だが癖になる。[遠藤哲夫/SD172]

Nina Persson – Animal Heart

Official Site:
http://www.ninapersson.net/