2014年2月25日

“スパイロジャイラ(Spirogyra)”の再編復活第2作目のアルバムがCDでリリースされた!

スパイロジャイラ『5(雄鶏の鳴く時)』
◎2009年の『Children’s Earth』(※下段写真)に続き、2011年にリリースされた、再編復活第2作目のアルバム(1000枚限定のアナログで発表)が、新たなナンバーや収録曲の改良ヴァージョンなども加えてCD化された。個人的にもアナログは買い逃していたのでこのCD化(しかも紙ジャケ、SHM-CD)は快挙と呼びたい。

メンバーはマーティン・コッカーハム(Martin Cockerham)とマーク・フランシス(Mark Francis)というオリジナルの中心メンバー2人主体なので、往時のファンなら感涙にむせぶことまちがいなしの佳作になっている。スパイロジャイラ(Spirogyra)がユニークなのはフォーク・バンドでありながらカンタベリー周辺人脈との交流を反映してプログレやアシッド・フォーク的感性も表現しているところだが、ここにも彼らのそうした流儀はちゃんと敷衍させられている。特異というといいすぎかもしれないが、あらためて聞き返してみて、独自性に耳を引き付けられた。むしろ、感覚的には70年代のケベックの、ラングレヴァンあたりが意外と近いかもと思ったりも。後半の繊細で夢幻的な展開はやはりプログレ・リスナーにもアピールしそうだ。ホーンの使用も注目。今後も活動を続けてほしい。[廣川 裕/SD173]

CD:『Children’s Earth』ディスクユニオン / DUFL007 (org.2009年)

Official Site:
http://www.rainbowempire.com/