2014年3月19日

『チューブラー・ベルズ』から40年、マイク・オールドフィールドが25枚目のスタジオ・アルバムをリリース!

マイク・オールドフィールド『マン・オン・ザ・ロックス』
◎バハマから届けられた、2008年『天空の音楽(Music Of The Spheres)』以来となる25枚目のスタジオ・アルバムは、かつてないほど“ロック”だ。一時は、ニュー・アルバムの制作は行なわないつもりだったようだが、2012年ロンドン五輪開会式への出演と、『ファイブ・マイルズ・アウト(Five Miles Out)』『クライシス(Crises)』のリマスターをきっかけに心変わり。80年代アルバムの流れを汲む、全編ヴォーカル入りのロック・アルバムを創り出した。

プログレ色は薄れてもマイクはマイク。艶のある音色は変わらないし、さすがのソロが満載だ。「Sailing」はバハマの美しい海辺が目に浮かぶ、生きていたらケヴィン・エアーズ(Kevin Ayers)に歌ってほしかったと思う楽園ソング。「Moonshine」は“MOON”の期待を裏切らないポップな秀作だ。タイトル曲「Man On The Rocks」は、新星ルーク・スピラー(Luke Spiller/パンク&メタルっぽいルックスで“ロック”なシャウト型)の熱唱がメイン。「Man On The Rocks」とともに「Castaway」、「Nuclear」、「Following The Angels」などロック・バラードが多いのが特徴で、マイクもハード&ブルージーに弾きまくっている。必聴の「Nuclear」はクリムゾン「エピタフ」×スコーピオンズ風盛り上がりだ。「I Give Myself Away」はゴスペル・シンガー、ウィリアム・マクドゥエル(William McDowell)のカヴァー。[等々力 侑/SD173]

Mike Oldfield – The Story Of Man On The Rocks

Official Website:
http://mikeoldfieldofficial.com/
http://store.universal-music.co.uk/restofworld/artists/mike-oldfield/icat/mikeoldfield