2014年3月25日

70年代実力派ミュージシャンが参加した“ザ・ロック インベイダーズ”のスーパー・セッション・アルバム!

ザ・ロック インベイダーズ『ロック・ギター・バトル ’71』
◎1971年にリリースされたスタジオ・セッション・バンド、ザ・ロック インベイダーズのアルバムが紙ジャケットで再発された。今回が初CD化だ。ザ・ロック インベイダーズの特徴は石間秀樹、杉本喜代志、川崎燎というスゴ腕のギタリストが3人も参加していること。他の参加ミュージシャンも石川晶(Ds)、江藤勲(B)ら名うての連中で、編曲を井上孝之、クニ河内、大野克夫が担当している。

収録ナンバーはいわゆるロック・スタンダードで、誰が聞いてもすぐわかる曲ばかり。要はアレンジの妙味と各自の個性を味わうアルバムというわけだ。手元にある資料では3人のギタリストがどのナンバーを弾いているのか判然としないが、元々ジャズ・ミュージシャンとして活動していた杉本や川崎らがロックと向き合って競演するさまが最大の魅力だろう。ワイルドで大胆なアレンジは当時ならではの誤解も含めて、いまこそ楽しめるものが多い。石川、江藤のリズム・セクションもさすがに当時ファーストコールだっただけあり、充実している。同時に当時の国内ミュージシャンがいかに技術的に優れていたか確認できる。[廣川 裕/SD173]