2014年3月28日

伊シンフォ/プログ・ロック・シーンを牽引する“ファビオ・ズッファンティ”の4作目となるソロ・アルバム!

ズッファンティ『4人目の犠牲者』
◎21世紀シンフォを代表するラ・マスケラ・ディ・チェッラ(La Maschera Di Cera)とホストソナテン(Hostsonaten)の中心人物ファビオ・ズッファンティ(Fabio Zuffanti)の“ズッファンティ”名義作がリリースされた。ソロとしては4作目でアルバム・タイトルともリンクしている。多種多様なバンドやプロジェクトを手がけ、ワーカホリックで知られる彼の音楽活動20周年を記念してのものだ。彼がこれまで携わった仕事を総括し、未来を見据えたかのような内容である。ドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデ(Michael Ende)の小説『鏡のなかの鏡―迷宮(Der Spiegel im Spiegel: Ein Labyrinth)』にインスパイアされたもので、彼の思想を反映した自伝的な意味合いも強く感じられる。めくるめく繰り広げられる迷宮的な幻想世界はまさに彼の面目躍如ともいうべきもので、ダークでファンタジックなプログレッシヴ・ロックは彼の円熟した魅力を伝えてくれる。

ズッファンティはコンポーザーとしての側面を強く出しており、ベーシストを含めジャズ系やズッファンティ門から多数の凄腕ミュージシャンを参加させている。特にマスケラのギタリスト、ラウラ(Laura Marsano)による泣きのギターが素晴らしい。日本仕様盤のみ全曲のデモを収録した2枚組。[祖父尼 淳/SD174]

Zuffanti: LA CERTEZZA IMPOSSIBILE

Official Website:
http://www.fabiozuffanti.com/