2014年4月17日

英国田園ロック界の重鎮、グラハム・ライルとトム・マッギネスが再度コンビを組んだ“ライル・マッギネス・バンド”の唯一作!

ライル・マッギネス・バンド
『アクティング・オン・インパルス -デラックス・エディション-』
◎マッギネス・フリント(McGuinness Flint)の同窓生、グラハム・ライル(Graham Lyle)と、トム・マッギネス(Tom McGuinness)のふたりがを中心にした、ユニットのこの名義(Lyle McGuinness Band)では唯一のアルバムの、紙ジャケット仕様。2014年24ビット・リマスタリングによるリイシュー。

バックにアラン・ダン(Alan Dunn)、クリッシー・スチュワート(Chrissy Stewart)、ヒュー・フリント(Hughie Flint)が参加したこの作品のオリジナル・リリースは1983年。インディからひっそりとリリースされたオリジナル英国盤はレアで、市場に出回るのはドイツ・ポリドール盤やラインからの再発盤が多かった。発表時期もあり、音色などに多少のAOR色があったり「イエロー・キモノ」なんていうちょっとキワどい曲も収められているものの、芯にあるのは英国土臭ロック。ザ・バンドを見据えつつ「オレたち英国人だから」というアイデンティティを大切にしたサウンドは、今聴くと改めてしみるんですね。快作だと思います。オリジナル音源12曲に加え、未発表曲やラジオ・セッション音源など全13曲によるボーナス・ディスクをプラスした2枚組仕様というのも魅力で、特にラジオ・セッションものは聴いておいて損はない演奏です。[鈴木 祐/SD174]