2014年4月23日

ビリー・シーンのサイド・プロジェクト、“ナイアシン(Niacin)”最新作『クラッシュ』が日本独自フォーマットで発売された!

ナイアシン『クラッシュ~ JAPANエクスパンデッド・ヴァージョン』
◎2013年リリースの6作目が来日に合わせて、国内独自フォーマットの2014ツアー・エディションとしてめでたくリリースされた。今回の国内盤はビリー・シーン(Billy Sheehan)が秘蔵してきた音源(ライヴ音源)をディスク2にボーナスとしてまとめた2枚組で、もちろん日本版のみ。

ここではオリジナル部分について解説するが、印象的にはさらにアグレッシヴに、ロック寄りになったという気がする。編成はビリー(ベース)、デニス・チェンバース(Dennis Chambers/ドラム)、ジョン・ノヴァロ(John Novello/オルガン)というトリオだが、いみじくもビリーがいうように“ファンキーなEL&P”というべき怒涛のパフォーマンスを全編で繰り広げている。とりわけフィーチャーされているのはノヴァロのハモンドB3だが、まさにこれでもかというくらい弾きたおし、痛快でさえある。ぼくみたいなオルガン好きにはそれだけで満足度高いが、もちろんデニスもビリーもここぞという場面で強烈に自己主張するので丁々発止という言い方が似つかわしいよう思う。なかでもリターン・トゥ・フォーエヴァー(Return To Forever)の「マジェスティック・ダンス」は凄絶で卒倒しそうになる。[廣川 裕/SD174]

Niacin – “Krush”

Official Website:
http://www.billysheehan.com/niacin/
https://prostheticrecords.com/