2014年6月18日

ジャック・ブルース(Jack Bruce)が11年ぶり、渾身の最新アルバム『シルヴァー・レイルズ』をリリース!

◎フィル・マンザネラ(Phil Manzanera)やロビン・トロワー(Robin Trower)らも参加した、11年ぶりになるジャック・ブルース(Jack Bruce)の新作。この人については20年以上前に生で観た、鈴木賢司との『INAZUMA SUPER SESSION』での極太のプレイが強く印象に残っており、本作でもそれを期待したが、オープニングから意外にもムーディなナンバーが続いたあたりは逆に結構新鮮だ。とはいえ収録曲どれも骨格は太く、適度に抑制が効かされた演奏もまた、根底には60年代のブリティッシュ・ロック特有の荒々しさが感じられる点は本性か。ブルース・ベースのナンバーなどことにそうで、まるでクリーム(Cream)が現代型に発展したようなスリルを得られる瞬間もそれらでは少し。自身のヴォーカルにはキャリア相応の渋味が感じられるが、枯れたところが少しもない点もいい。根っからのロックマンとしての筋を正面から通し続ける彼の、今の姿が過不足なく投影された力作だ。[小島 智/SD176]

Jack Bruce – Silver Rails, Coming March 2014

Official Website:
http://www.jackbruce.com/
Official facebook:
https://www.facebook.com/JackBruceMusic