2014年6月29日

デビュー45周年を迎える純音楽家・遠藤賢司(エンケン)の最新アルバム『恋の歌』!

◎デビュー45周年を迎えるエンケンの新作は、自身の初の試みとなる全曲生ギターと生ピアノの弾き語りで構成されている。“悲しんでいる暇もないくらい音楽仲間や友達が死んじゃう”という現実への姿勢を示す「44年目のカレーライス」に始まり、時を遡ったりハーモニカ&ギターのインストで暴れたり、ゲストの湯川潮音とともに3月11日に想いをはせたり、たっぷり14分エンケンが今歌うラブソングの意味を伝えようとしたり、スケートリンクに舞うふたりをやさしく見守ったりする。

全身音楽家、失敗を恐れず全力で突き進むありのまますべてのミュージシャンというところで、ニール・ヤング魂の継承を感じるものの、結果としての音楽は今も東京で暮らす遠藤賢司そのものであるのだが、このアルバムの“入り込みっぱなしではなく、ちょっと退いた視点を同時に感じる”雰囲気は素敵だ。今もなおセンチメンタルな気分になれるエンケンには、45年間“あこがれの先輩”として歩み続けてくれたヒトとしての誇りが感じられるから。すべてそうだけどこの作品も記念碑です。[鈴木 祐/SD176]

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