2014年7月7日

近年活発な活動をみせている、“デイヴ・メイスン(Dave Mason)”の最新作『フューチャーズ・パスト』!

◎イギリス人でありながらいち早くアメリカ南部に目を向けた男、デイヴ・メイスン(Dave Mason)。80年代後半以降は目立った活動をしなくなってしまった彼だが、近年になってその動きは活発になってきた。2008年には21年ぶりとなるオリジナル・アルバム『26 Letters 12 Notes』をリリースし、2011年には久々の来日公演。そしてこのたび新作の発表と相成ったわけだ。ただし今回の作品は、純然たる新作ではない。基本的にはセルフ・カヴァー・アルバムで、トラフィック(Traffic)時代の曲を含む70年代の代表曲などが録音し直されている。そしてこれが、予想を超えてけっこう良いのだ。アレンジはかなり変えられていて、全体にルーツ・ミュージック的な雰囲気が強くなっている。ところが楽器の音色はきわめて現代的で、重低音を強調した力強いサウンドは、聴きようによっては80年代的でもある。結果的にモダン・ポップでありながらブルージーなロックでもあるという不思議な作品になったわけだが、これはメイスンの新境地だといってもいいだろう。グラアム・ナッシュ(Graham Nash)やマイク・フィニガン(Mike Finnigan)など、おなじみの面々も参加。[立川芳雄/SD177]

※オフィシャル・サイトより試聴ができます。
Official Website:
http://www.davemasonmusic.com/
Official facebook:
https://www.facebook.com/DaveMasonMusic