2014年7月11日

“ロキシー・ミュージック”が1979年に行なった“マニフェスト・ツアー”の模様を収録した、ライヴ・アルバム!

ロキシー・ミュージック『ショウイング・アウト~ライヴ・イン・オークランド』
◎これはロキシー・ミュージック(Roxy Music)の発掘音源ライヴ・アルバムで、1979年に行なわれた“マニフェスト(※下段写真)・ツアー”の模様を収録したものだ。バンドのラインナップは、ブライアン・フェリー(Bryan Ferry/ヴォーカル)を筆頭に、フィル・マンザネラ(Phil Manzanera/ギター)、アンディ・マッケイ(Andy Mackay/サックス)、ポール・トンプソン(Paul Thompson/ドラムス)、ゲイリー・ティブス(Gary Tibbs/ベース)、デイヴ・スキナー(Dave Skinner/キーボード)の6人。このメンバーで日本にもやって来たことを思い出す。1980年の“フレッシュ・アンド・ブラッド”ツアー以降は、スタジオ系ミュージシャンが加わって大所帯になり、音もAOR風になっていくのだが、今回のライヴではまだロック・バンド然とした音だ。

というわけで、1976年の名作ライヴ・アルバム『Viva!』を連想させる作品なのだが、『Viva!』と違って音がまったく加工されていない。音のバランスもいまひとつで、したがって完成度という点では見劣りするのだが、逆にバンドの素の姿が楽しめる。なにより、ベスト盤的な選曲で収録時間80分近くという中身の濃さが嬉しい。基本的にはマニア向け作品だといえるが、充分に水準を満たしたライヴ・アルバムである。[立川芳雄/SD177]

Album:『Manifesto』EG / 2310 651 / 1979

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