2014年8月18日

エリック・クラプトンが2013年に惜しくも亡くなったJ.J.ケイルへのトリビュート・アルバムをリリースした!

エリック・クラプトン&フレンズ『ザ・ブリーズ~J.J.ケイルに捧ぐ』
◎もしエリック・クラプトン(Eric Clapton)というポップが付いていなければ店頭でこのCDを彼の新作と認識するのはむずかしいだろう。これは2013年に惜しくも亡くなったJ.J.ケイル(JJ Cale)へのトリビュート・アルバム。ジャケットのイラストもケイルというわけだ。クラプトンとケイルの交流は深くて長く、彼が取り上げた「コカイン(Cocaine)」や「アフター・ミッドナイト(After Midnight)」はケイルの書いたナンバーだ。クラプトンは以前“J.J.ケイルのようなサウンドを目指している”という発言もしており、ソロ・アーティストとしてスタイル的に影響されたのはケイルとさえ語っている。

クラプトンのほか、トム・ペティ(Tom Petty)、ジョン・メイヤー(John Mayer)、ウィリー・ネルソン(Willie Nelson)といったヴォーカル勢を迎えて、ケイルの世界観を追慕するような趣のカヴァーが披露されているが、個人的にはマーク・ノップラー(Mark Knopfler)、ドン・ホワイト(Don White)とクラプトンがヴォーカルを分け合った「 I’ll Be There (If You Ever Want Me)」やジョン・メイヤーと共演している「Don’t Wait」などが非常に魅力的に聞こえた。ケイルは隠遁生活を送っていたことでも知られるが、クラプトンにはまだまだ隠居してほしくないと思った。[廣川 裕/SD178]

Eric Clapton & Friends – Call Me The Breeze (Official Music Video)

Official Website:
http://www.ericclapton.com/