2014年8月24日

ジャズ・ロックに傾倒したソフト・マシーンの70年に収録されたライヴ2作品をカップリングした『Live In 1970』が登場!

◎発掘音源のリマスター&リパッケージによる再発が続くソフト・マシーン(Soft Machine)だが、今回は1970年の2つのライヴ・アルバム『サムホエア・イン・ソーホー(Somewhere In Soho)』(※下段写真)と『ブレダー・リアクター(Breda Reactor)』(※下段写真)をカップリングしたCD4枚組『Live In 1970』(※右上写真)が登場。『サムホエア・イン・ソーホー』は4月20~25日にロンドンのロニー・スコッツ・クラブに出演したときの音源で、マイク・ラトリッジ(Mike Ratledge/キーボード)、ヒュー・ホッパー(Hugh Hopper/ベース)、エルトン・ディーン(Elton Dean/サックス)、ロバート・ワイアット(Robert Wyatt/ドラムス)が名作『サード』に近い世界を展開する。この時期は、とかく“フリー・ジャズに接近した”と評されがちであるが、実際は事前に作曲されたスコアに準じた演奏が主体で、メンバーのソロ・パートがインプロヴィゼーションというスタイル。ワイアットの8ビートを基調とするバタバタしたドラミングと相まって、ジャズというよりもインスト系サイケデリック・ロックといった趣向が強い。1月31日オランダ公演の『ブレダー・リアクター』は前述のラインナップ+リン・ドブソン(Lyn Dobson/フルート)という珍しい編成によるもので、ドブソンのリリカルなフルートが熱い演奏に対するチルアウト効果を与えている。[鬼形 智/SD178]

Album:『Somewhere In Soho』Voiceprint / VP262CD[2CD]/ 2004
『Breda Reactor』Voiceprint / VP345CD[2CD]/ 2004

http://www.floatingworldrecords.co.uk/artists/soft-machine/