2014年9月14日

現代北欧プログレッシヴ・ロック・シーンのキーマン3名で結成されたコーカサス(Kaukasus)のデビュー作『I』!

◎元アングラガルド(Anglagard)~現ネクロ・モンキー(Necromonkey)のマティアス・オルソン(Mattias Olsson/ドラムス)、ウォブラー(Wobbler)やホワイト・ウィロー(White Willow)で活躍したケティル・エイナーセン(Ketil Einarsen/管楽器)、英国出身でノルウェーを拠点に活動しジ・オータム・ゴースト(The Autumn Ghost)とのアルバムが高い評価を得ているライス・マーシュ(Rhys Marsh/ギター、ヴォーカル)という現代北欧プログレッシヴ・ロック・シーンのキーマン3名で結成されたコーカサス(Kaukasus)のデビュー作『I』。ライス・マーシュがヴォーカルを取っていることもあって、彼のアルバムに顕著だったメロトロンを駆使した幻想的なジャズ・ロックというアルバム『リザード』期のキング・クリムゾンに近い世界観だが、北欧ならではの冷たい空気感を体現したモダンな音響処理手法や、80年代ニューウエイヴを彷彿とさせるダークなゴシック感覚をフィーチャーした耽美性を持ち込むことによって、往年のプログレを完全に消化した彼らがレトロ再現にとどまらない現在進行形のサウンドを生み出しているのが、本作の最大のポイントである。70年代~2010年代を飛び越えたプログレッシヴ・ロックの新たな可能性を切り開くスーパー・バンドの登場だ。 [鬼形 智/SD179]

Kaukasus ‘In The Stillness Of Time’

Official Website:
http://Kaukasus.no/
Official Facebook:
https://www.facebook.com/KaukasusBand