2014年9月29日

注目のキーボード奏者ピーター・フェルナンデス(Peter Fernandes)の最新アルバム『Q.E.D. (証明終了)』!

◎注目のキーボード奏者ピーター・フェルナンデス(Peter Fernandes)の新作。デビューはたぶん2009年、これがフォース・アルバムになるかと思う(国内盤は初)。とにかくクレジットを見ただけで技巧派ファンが圧倒されそうな顔ぶれが並んでいる。ギターがグレッグ・ハウ(Greg Howe)、リチャード・ハレビーク(Richard Hallebeek)、ブレット・ガースト(Brett Garsed)、キーボードにデレク・シェリニアン(Derek Sherinian)、ドラムがゲイリー・ハズバンド(Gary Husband)にヴァージル・ドナーティ(Virgil Donati)といった具合で、まさに垂涎もの。といったわけでサウンドの方はある程度予想できるだろう。各自のキメなども各所にフィーチャーしながら繰り広げられるプログレッシヴなジャズ・ロック。ジャズ、クラシック、ロックと深い素養を感じさせるピーターのキーボードだが、ソロで暴走することはなく、あくまでアンサンブル重視というのも特徴。この手が陥りがちな前衛的指向はほとんどなく、メロディ感覚もしっかりとあり、ラテン風味やフュージョン・タッチのアレンジも。世のファンにはサックスが鳴っているだけで拒否反応示す人もいるようだが、聴かず嫌いはもったいない。[廣川 裕/SD179]

Richard Hallebeek/Virgil Donati/Derek Sherinian/Jimmy Johnson/Brett Garsed – ‘Q.E.D.’

Official Website:
http://www.pfernandes.org/
http://www.richardhallebeek.com/