2014年10月31日

グリーンスレイドの解散翌年に発表された、“デイヴ・グリーンスレイド”のファースト・ソロ『カクタス・クワイア』!

◎70年代英国プログレのファンなら、グリーンスレイド(Greenslade/※下段写真)というバンドをご存じだろう。コロシアム(Colosseum/※下段写真)のキーボード奏者だったデイヴ・グリーンスレイド(Dave Greenslade)を中心としたグループで、とくに初期の2作品は、ツイン・キーボードを前面に出した重厚なジャズ・ロック風のサウンドと、ロジャー・ディーン(Roger Dean)の描いた幻想的なイラストによって、高い人気を得ている。今回再発されたのは、デイヴが76年に発表したファースト・ソロ・アルバム。長いあいだ入手困難が続いていた作品で、今回もアナログ・ディスクを音源にしているようだが、ちゃんと紙ジャケットになっていて、ボーナス・トラックを1曲加えたリイシューになっている。

参加メンバーはコロシアムのトニー・リーヴズ(Tony Reeves/ベース)や、当時まだ19歳だった名手サイモン・フィリップス(Simon Phillips/ドラムス)などで、演奏面は申し分なし。70年代中盤ということもあってAOR風味が色濃く出ているのが特徴で、ハミングバード(Hummingbird)やココモ(Kokomo)といったUKメロウ・グルーヴをプログレ寄りにした音といった印象も受ける。出番はやや少ないが、デイヴの弾くオルガンがやはり秀逸。[立川芳雄/SD181]

Album:『Colosseum Live』Bronze / ICD 1(1971)
『Greenslade』Warner Bros. / K 46207 (1973)

The Greenslade Website:
http://www.angelfire.com/music4/greenslade/