2014年11月9日

オルタナ・カントリーの源泉といえる、アンクル・テュペロ(Uncle Tupelo)の歴史的名盤『Anodyne』!

◎アンクル・テュペロ(Uncle Tupelo)はサン・ヴォルト(Son Volt)のジェイ・ファラー(Jay Farrar)、ウィルコ(Wilco)のジェフ・トゥイーディー(Jeff Tweedy)が在籍していたそれぞれのバンドの前身といえるバンド。初期はかなりパンキッシュだったが、アルバムをリリースするごとにルーツィーな方向性へと舵を取り、このサード・アルバム(にしてラスト・アルバム)は、すでにこの後到来するオルタナ・カントリーの先駆といえるルーラルなカラーに仕上がっている。サウンド的にはカントリー色が濃いが、オルガンの使い方などにはサン・ヴォルトを連想させる場面も多いし、2人のソングライティング(基本的に共作)にものちのスタイルがすでに明白に提示されている。1曲を除きすべてオリジナルだが、その1曲がダグ・サーム(Doug Sahm)の「Give Back The Key To My Heart」というあたりも興味深く、作者のダグ・サーム自身を迎え、溌剌としたコラボレーションを聞かせてくれるのも大きな魅力だ。[廣川 裕/SD181]

Official Website:
http://www.uncletupelo.com/
Official facebook:
https://www.facebook.com/UncleTupelo