2014年11月21日

レディオヘッドのドラマー、“フィリップ・セルウェイ(Philip Selway)”の4年ぶりのセカンド・ソロ『ウェザーハウス』!

◎突然、配信リリースされたトム・ヨーク(Thom Yorke)のソロ作にはびっくりしたが、こちらはレディオヘッド(Radiohead)のドラマー、フィリップ・セルウェイ(Philip Selway)の4年ぶりとなるセカンド・ソロ。サウンドクラウドで一足先に公開されていた先行シングル「カミング・アップ・フォー・エアー(Coming Up for Air)」に始まるアルバムは、トム・ヨークのような悲壮感が色濃く漂うものとニュアンスは違うが、じっくりと心の襞に分け入っていくようなトーンで統一されている。

オックスフォードシャーにあるレディオヘッドのスタジオで、ツアーに同行したりもしているシンガー・ソングライターのアーデム・イルハン(Adem Ilhan)がプロデュース&エンジニア&プレイヤー、そしてマルチ奏者のクインタ(Quinta)が加わり3人でレコーディングされていった。確かにある種の密室性が全編を覆い、讃美歌的なナンバーでは浄化されるような気分も味わえるが、書いたように切羽詰まった感覚ではなく、どこか魂の彷徨を全員で楽しんでいるといった趣きだ。もちろんレディオヘッドの世界に溶け合っていく部分は大きいし、そういう意味でも安心して楽しめる一枚となっている。[大鷹俊一/SD181]

Philip Selway – It Will End In Tears

Official Website:
http://www.philipselway.com/
Official facebook:
https://www.facebook.com/philipselway