2014年12月10日

プロデューサーとしても活躍する“ダニエル・ラノワ”が最新作『フレッシュ・アンド・マシーン』をリリース!

◎ソロ作、自らのグループ、ブラック・ダブ(Black Dub)、そしてプロデューサー/エンジニアとして多面的な活動を見せるダニエル・ラノワ(Daniel Lanois)の一般的なイメージはどういうものなんだろう。緻密な音の職人的な印象が強いのかもしれないが、個人的にはとても開放感をベースにした音作りをする人と感じている。それを存分に示すようなのが、この7年ぶりとなるソロ作『フレッシュ・アンド・マシーン(Flesh And Machine)』だ。しかもオール・インストでアンビエント色の強いアルバムとなると、意外と思われるかもしれないが、ブライアン・イーノとの一連の作業を思い起こすと、こうした音が出てくるのも納得がいく。

表面的な音のアプローチはいろいろなのだが、何よりも全体がとても滑らかだ。環境音楽然としたものもあれば気鋭のテクノ・アーティスト風やアメリカン・ゴシックの匂いがするもの、エクスペリメンタル・ノイズにつながる音などバラエティに富んでいながら、細部や全体のデザインがしっかりしているからみごとな統一感も産み出している。本アルバムままでもいいし、他のプロダクツものや、もちろん総合的なのでもいいが、ライヴをぜひまた観たい。[大鷹俊一/SD182]

Daniel Lanois – “Opera”

Official Website:
http://daniellanois.com/
Official facebook:
https://www.facebook.com/lanoise
http://www.anti.com/artists/daniel-lanois/