2014年12月16日

フラワー・キングスのメンバー3人が結成したバラクーダ・トライアングルのデビュー作『エレクトリック・ショック・セラピー』!

◎北欧プログレッシヴ・ロックの雄、フラワー・キングス(The Flower Kings)からヨナス・レインゴールド(Jonas Reingold/ベース)、トマス・ボディーン(Tomas Bodin/キーボード)、フェリックス・レマーン(Felix Lehrmann/ドラムス)の3人が結成したキーボード・トリオ、バラクーダ・トライアングル(Barracuda Triangle)のデビュー・アルバム。

彼らはキング・クリムゾンやブラック・サバスだけでなく、ドビュッシーやリヒャルト・ストラウスの近代クラシックにインスパイアされたと語っており、確かにクリムゾン~サバス経由のヘヴィネスと近代クラシックならではの巧みな和声の手法が随所に見られ、単なるテクニック誇示に終始する内容とは一線を画している。的確なリズム・パターンで楽曲のボトムを支えるドラミングと華麗な和声でメロディを飾り立てるキーボードも特筆に価するが、それ以上に耳を引くのが全編でフィーチャーされるフレットレス・ベースで、ビブラートを効かせまくった独特の音色で唸るようなフレーズが繰り出される展開が圧巻だ。フラワー・キングスといえば近年はロイネ・ストルト(Roine Stolt/ギター)の対外活動が目立っていたが、他のメンバーが新たなプロジェクト立ち上げたことで、さらなる飛躍が期待できるようになった。[鬼形 智/SD182]

Official Website:
http://www.reingoldrecords.com/