2014年12月28日

フリップ&イーノが75年、パリ・オランピア劇場で行なったライヴ作品『ライヴ・イン・パリ 1975年5月28日』!

◎フリップ&イーノ(Fripp & Eno)が1975年5月28日に行なったパリ・オランピア劇場におけるライヴを収録した作品。アレックス・マンディ(Alex Mundy)によってリストアされているとはいえ音質は万全ではないが、よくこんなライヴ音源がしかもフルセットで残されていたという貴重なものだ。72年にイーノ(Brian Eno)のホーム・スタジオで実験的に録音を始めたフリップ&イーノは、イーノのロキシー(Roxy Music)脱退を経て、73年にアルバム『ノー・プッシーフッティング(No Pussyfooting)』をリリース。そして、74年のクリムゾン(King Crimson)解散後に初めてのツアーが計画される。それが、75年5月から6月にかけての欧州ツアーだった。

指笛を吹き鳴らし、陽気に開幕を待つ観客に対し、オープニングから委細かまわず独自の世界をブチかますふたりに空気が凍り付く。当時の観客の期待を裏切りつつも、時に悪意すら感じさせる轟音を放つフリップ(Robert Fripp)と、テープ・ループで音世界を冷静にコントロールするイーノ。この日のパフォーマンス全体で1曲と捉えたい。ディスク3はこの日も使用されたループ音源集。これもまた貴重なものだ。[鈴木 祐/SD183]

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