2014年12月30日

“ドゥービー・ブラザーズ”の4年ぶりの最新作『サウスバウンド』:多彩なゲストを招いてのセルフ・カヴァー集!

◎ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)の4年ぶりのニュー・アルバムは多彩なゲストを招いてのセルフ・カヴァー・アルバム。ヒューイ・ルイス(Huey Lewis)からヴィンス・ギル(Vince Gill)まで、現代のアメリカン・ポップを象徴するミュージシャンが多く参加しているが、特徴としてはカントリー/ブルーグラスといえるルーツ・ミュージック系ミュージシャンが多く名を連ねている点か。もともとドゥービーのサウンド自体ロックンロールに様々なルーツ音楽を融合させて成立していたことを思えば、こうした顔ぶれは納得のできるものだろう。ロックを中心に聞いている人にはなじみの薄い名前もあるが、パフォーマンスの質はどれをとっても遜色なし。さらにファンにとってうれしいのは、かつて“ドゥービーの声”と称されたマイケル・マクドナルド(Michael McDonald)が7曲にわたり参加していること。往時をしのぐかと思わせるような熱のこもった歌唱に胸を熱くするリスナーも多いハズ。選曲的にも彼らのキャリア全般から選ばれており、各時代の楽曲のニュアンスの差異を確認するのも楽しい。ドゥービーの音楽精神が脈々と受け継がれている事実に感動する。[廣川 裕/SD183]

The Doobie Brothers – Southbound Sizzle Reel EPK

Official Website:
http://www.doobiebros.com/
Official facebook:
https://www.facebook.com/thedoobiebrothers