2015年1月9日

“パーシー・ジョーンズ、スコット・マッギル、リッチー・デ・カルロ”のサード・アルバム『サード・トランスミッション』!

◎ブランドX(Brand X)での活躍で知られるフレットレス・ベースの曲芸師が、パーシー・ジョーンズ(Percy Jones)。彼は90年代からトンネルズ(Tunnels)というプロジェクトで活動していたが、やがてその中から、ジョーンズ、スコット・マッギル(Scott McGill/ギター)、リッチー・デ・カルロ(Ritchie DeCarlo/ドラムス)の3人によるユニットが生まれた。このユニットは、2007年に1作目をリリースし(当初は配信のみだったがのちにCD化)、2010年に2作目を発表。今回の作品は彼らの3作目である。

内容はこれまでの作品と同じく、テクニシャンの3人が丁々発止でわたりあうスリリングなインストゥルメンタル・ミュージック。ブランドXのような明快なメロディーはなく、インプロヴィゼイションが中心なのだが、ジャズの要素は思いのほか希薄で、ロック的な攻撃性が強い。その意味では第2期キング・クリムゾンなどにも近い音楽であり、70年代プログレッシヴ・ロックのファンにお勧めしたい作品だといえる。3人の演奏それぞれが個性的で充実しているが、やはりいちばんの聴きものは、テクニカルすぎてユーモラスですらある、ジョーンズのベース・プレイだろう。[立川芳雄/SD183]

 

Percy Jones Scott McGill Ritchie DeCarlo with Chris Bacas

※下記のURLより本作収録曲の試聴ができます
http://jonesmd.bandcamp.com/album/third-transmission-with-chris-bacas

Official Website:
http://jonesmd.bandcamp.com/music
http://www.percyjones.net/
https://www.facebook.com/ritchie.decarlo