2013年2月28日

サムラ・マンマス・マンナ&ロン・ギーシン、 驚愕の発掘音源ライヴ

SAMLA MAMMAS MANNA & RON GEESIN
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サムラ・マンマス・マンナ&ロン・ギ―シン『LIVE 1975』

◎スウェーデン・プログレのラジオ放送音源がシリーズ化されることとなった。そのうちの1枚がこのサムラ・マンマス・マンナ(Samla Mammas Manna)&ロン・ギーシン(Ron Geesin)の驚愕の発掘である。コアなファンの間では知られていたが、貴重極まりない音源がよくこのクオリティで残っていたものだ。サムラは1974~75年に数多くのツアーを行なっているが、その間にピンク・フロイド(Pink Floyd)のコラボで有名なロン・ギーシンと親交を深め意気投合。北欧諸国で即興ライヴを行なっている。

本作は現ロッカディロのタピオ氏がセッティングした共演で、75年春フィンランドのラジオ番組に出演した時のもの。オープニングは当時のライヴの重要曲「イカロス(Ikarien)」。脂の乗り切った絶頂期の演奏を聴くことができる。まさにこれがオリジナル。その他にも78年に発表されたアルバム『Schlagerns Mystik』に収録された、名曲「運命(Odet)」の原曲などが聴ける。ロン・ギーシンはサウンドスケープとヴォイスによる即興が中心でサムラとのジャムも聴ける。ダダイズムに満ちた刺激的なサウンドは新鮮だ。サムラは74年、79年にもラジオ音源を残しており、今後に期待したい! この貴重音源は多くのファンが待ち望んでいた。[祖父尼 淳/SD161]

左からZAMLA MAMMAZ MANNA『Schlagerns Mystik』(77年)/RON GEESIN & ROGER WATERS『Music From The Body』(70年)