2015年1月22日

“ボニー・レイット”が72、73年に行なった貴重なスタジオ・ライヴ収録した『アンダー・ザ・フォーリング・スカイ』!

◎ボニー・レイット(Bonnie Raitt)のライヴといえば、リトル・フィート(Little Feat)と共演した1972年3月の『Sofa Blues』(ブートレグ)が知られているが、本作はほぼ時を同じくした72年2月のフィラデルフィアのシグマ・サウンドでのスタジオ・ライヴと、73年12月サンフランシスコのレコード・プラント・スタジオでのライヴを収録した2枚組ライヴ盤。

まずはこの時期のライヴ音源自体がレアであることもあるが、スタジオ・ライヴということで音も安定していて、クリアで良質なことが嬉しい。そして何よりも一番のポイントに挙げたいのがボニー自身のギターがたっぷり聴けることだろう。当時、女流ブルース・ギタリストとして鳴らした彼女のプレイを全編に渡って聴けるなんて機会はもうないかも知れない。しかも若いのに上手いだけでなく味がある。また適度なリバーブ感も、日本のデッドなスタジオとは異なるアメリカのスタジオならでは。ディスク1の「Rollin’ & Tumblin’」などはカントリー・ブルース仕立てで聴けるというのが新鮮だし、ディスク2にも収録されている「Under The Falling Sky」はマ・レイニー(Ma Rainey)とか、ベッシー・スミス(Bessie Smith)にも通じるクラシック・ブルースの匂いが薫ってくる。[増渕英紀/SD183]

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