2015年1月24日

“岡田徹 presents ウクレニカ”の1st『フェイゼズ・オブ・ザ・ムーン~ウクレニカ・ミーツ・ムーンライダーズ』!

◎岡田徹の新作はウクレレ・カルテットでムーンライダーズの名曲をカヴァーというもの。ウクレレ・オーケストラや栗コーダーカルテット、あるいはカヴァー企画盤『アンファン2』で、アーチーズの「シュガー・シュガー」をマリンバ・バンドでカヴァーした鈴木さえ子を彷彿とさせる作品だが、岡田徹のことなので、単なる和み系~脱力系にはならない。ちなみに岡田徹以外のメンバーはライダーズのサポート・ドラマーやジャック達の夏秋文尚、ローズ・アンリミテッドや5th garden 等ラウンジ系アーティストとして知られる吉田孝、東大卒の作・編曲家で岡田徹との別ユニット、plusicoでも活動中の黒田英明。ゲスト参加したカメラ=万年筆やマイカ・ルブテのヴォーカル以外の音源はウクレレだけ。

1曲目、「ELEPHANT」から、にっこり笑って人を斬る静かな過激さがじわじわ来る。“ウクレニカ”という名前は伊達じゃない。そんな過激さは終盤、「大都会交響曲」で一挙に牙をむく。そして、かしぶちナンバー、「気球と通信」は改めていい曲だなと思った。思わずオリジナルを聴き返したくなるという隠れた効果も。[杉山 達/SD183]

エレファント 演奏:岡田徹 presents UKULENICA

Officai Website:
http://www.valb.info/
http://www.moonriders.net/