2015年4月12日

ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)が2年ぶりの最新アルバム『ア・フール・トゥ・ケア』をリリースした!

◎ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)の『Memphis』に続く2年ぶりの新作。プロデュースは前作に引き続きキース・リチャーズやバディ・ガイを手がけたスティーヴ・ジョーダン(Steve Jordan)が担当している。前作はやや中途半端なルーツ寄りのAORという感じで多少消化不良気味なところがあったので、果たしてどうなんだろう? なんて思うところも……。が、どっこい今回は開き直ったかのように原点であるソウル、ブルースへと回帰している。そう、ボズにはAORなんかじゃなく、やはりこちらの方が遥かにお似合いだ。もう、そんなわけでホーンをバックに配してニューオリンズR&B風に仕上たオープニングからして濃ゆい。お次はダグ・サムがやりそうなウエストサイド・スタイル。そして3曲目はオリジナルだが、これもまたゲスト参加のボニー・レイット(Bonnie Raitt)のスライドをフィーチャーしたカントリー・ソウルな一品とくる。今回も前作同様にカヴァーが多いが、ボビー・チャールズ(Bobby Charles)でお馴染みの「Small Town Talk」、ヒューイ・スミス(Huey P. Smith)の「High Blood Pressure」など、それすら気にならないほど選曲のセンスがイイ。ボズらしさが戻ったことが何より嬉しい新作だ。[増渕英紀/SD186]

ボズ・スキャッグス『ア・フール・トゥ・ケア』ダイジェスト試聴

Official Website:
http://www.bozscaggs.com/
Official facebook:
https://www.facebook.com/BozScaggsMusic