2013年3月14日

ストレンジ・デイズ(162号) 2013年5月号

◉ハーヴェスト・レーベル[パート2]
HARVEST LABEL[Part.2]
1960年代末期、アンダーグラウンド・シーンに萌芽した新たな時代の音楽を汲み上げるべく、英EMIが設立したレーベルがハーヴェストだ。同レーベルからはピンク・フロイド(Pink Floyd)を筆頭に、サード・イヤー・バンド(Third Ear Band)、ピート・プラウン(Pete Brown)、ケヴィン・エアーズ(Kevin Ayers)、ディープ・パープル(Deep Purple )、エレクトリック・ライト・オーケストラ(Electric Light Orchestra)、バークレイ・ジェイムス・ハーヴェスト(Barclay James Harvest)らが次々と野心的な作品を発表し、音楽シーンを一気にプログレッシヴな時代へと導いていった。前号(2月20日発売第162号)では、2013年2月~3月にかけて、ハーヴェスト・レーベルのカタログから30タイトルが1200円という低価格でリイシューされるのを機にハーヴェスト・レーベルの特集を組んだ。今回はその第2弾。2月18日に他界したケヴィン・エアーズの貴重なオリジナルのインタヴューを交え、90年代に復活を見せた同レーベルの魅力に迫った。

  • ケヴィン・エアーズ インタヴュー(Kevin Ayers Last Interview)
  • その後のハーヴェスト~1991 to Present
  • 再発アルバム&1991 to Presentアルバム解説

◉デヴィッド・ボウイ(David Bowie
2013年1月8日の自身66歳の誕生日にオフィシャルサイトにて突然ニュー・アルバム『The Next Day』のリリースを発表したデヴィッド・ボウイ。以降、厳しい情報統制のなか、断片的に発信されたのは、かつての名作『ヒーローズ』の写真の上に新しいタイトルを貼っただけという衝撃的なアートワークと憂いに満ちたシングル「ホエア・ウィー・ナウ?」のビデオ・クリップ程度。いったいどんな内容のアルバムに仕上がっているのか、世界中が固唾を飲んで待ち望んでいたなか、ついにその全貌が明らかになった。盟友トニー・ヴィスコンティとともにボウイがここで音楽を通して表現したいと望んだこと、意図したものとはなんだったのか。『ザ・ネクスト・デイ』徹底解説を軸にボウイが歩んできた音楽的変遷、“ベルリン3部作”との関係、アルバム解説などを通し改めてこの天才の真髄に迫ってみた。

  • 変容の王子ボウイの音楽変遷の道
  • 新作に色濃く漂うベルリン3部作の影
  • 新作『THE NEXT DAY』解説
  • アルバム解説

クリックすると拡大表示します

 

●名盤探検隊
名盤探検隊とは1998年から2000年にかけてワーナーからシリーズ化され好評を博した、再発・発掘シリーズ。アメリカン・ロックやシンガー・ソングライター系の作品を中心に興味深いラインナップが組まれ、このリリースを通して今や定盤となっているアルバムも多い。このたびその名盤探検隊のいわばリニューアルというべき”新・名盤探検隊”がスタートすることになった。4月10日リリースの第1回分21タイトルは当時発売された人気作と今回初めて発売される作品(日本初、世界初CD化含む)の混成部隊。しかもすべて2013年最新リマスターを施し、価格も1200円(税込)となんともうれしい仕様。以降毎月6~10タイトルをリリースしていく予定というから今後にも大いに期待したい。まずは復活を祝し、初回発売分21作品をを徹底的にガイドしてみた。

  • マニアックなニーズにも期待したい新・名盤探検隊
  • アルバム解説

○スティーヴン・ウイルソン(Steven Wilson)インタヴュー
○ティム・クリステンセン(Tim Christensen)インタヴュー
○クレア&リーズンズ(Clare & The Reasons)インタヴュー
○デッド・カン・ダンス(Dead Can Dance)インタヴュー

○ライヴ・レポート
・クレア&リーズンズ/ベン・フォールズ・ファイヴ(Ben Folds Five)/7 FOR 4/デッド・カン・ダンス

○イタリアン・プログレッシヴ・ロック・トリロジー・ファイナル
○ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)4枚目の“ニュー・アルバム”
○イアン・アンダーソン(Ian Anderson)追加公演決定
○80年代に突入したモータウン再発

etc…