2015年5月31日

スウェーディッシュ・プログレッシヴ・ロックのアネクドテンが8年振りの最新アルバムをリリースする!

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アネクドテン『斜陽の館』
◎メロトロンの大洪水でオーディエンスを昇天させた2013年の第1回ヨーロピアン・ロック・フェスでのステージが今でも鮮明に甦るスウェーディッシュ・プログレッシヴ・ロックの雄、アネクドテン(Anekdoten)。近年のライヴ活動のおかげでブランクがあったとは感じさせなかったのだが、実は今回リリースとなる完全新作は前作『タイム・オブ・デイ(A Time Of Day)』から8年ぶりとなるのだった。ヨーロピアン・フェスにおけるステージのクロージングで披露された新曲が、轟音ギター+メロトロン洪水+変拍子の嵐というデビュー当時のアネクドテンを彷彿とさせる重量級ナンバーだっただけに新作にも期待がかかったが、本アルバムはそれを遥かに上回るスケールの大きな内容となっている。アルバム冒頭から惜しげもなくもメロトロンが投入され、アネクドテンが得意とする6拍子系のリズムとリフが重いビートを刻み、物哀しいメロディが紡がれていく。8年ものブランクが空いた理由はサウンドのヘヴィネスに磨きをかけていたからではないか? と思わせるほどに、各楽曲が異様なまでの重量感で迫ってくるのだから、聴き手は思考停止してメロトロンの渦に身を委ねるしかない状態に陥ってしまうのだ。

もしかしたら“90年代からアネクドテンは進歩していないのでは?”と誤解される恐れがあるので、本作での新機軸も紹介していこう。1曲目の中間で飛び出して新鮮な驚きを与えてくれるオルガン・ソロを弾くのは元オーペス(Opeth)のキーボーディストであるペル・ヴィバリ(Per Wiberg)。3曲目と5曲目でリリカルな雰囲気を醸し出すフルートを披露するのは、ロバート・フリップやスティーヴン・ウィルソンとの共演あるいはソフト・マシーン・レガシーの参加で知られるテオ・トラヴィス(Theo Travis)。オールアバウトイヴ(All About Eve)のギタリストであるマーティ・ウィルソン・パイパー(Marty Willson-Piper)は5曲目でギター・ソロと12弦ギターによるバッキングをプレイして楽曲に鮮烈なショックを与えている。ラスト曲で空間を漂いつつ妖しく響くサックスを演奏するのはグスタフ・ニーグレン(Gustav Nygren)だ。ゲスト・ミュージシャンの起用は成功し、ともすれば暗鬱一辺倒になりがちなアネクドテン・サウンドに彩が加わった。初回盤は本編とは別ミックス/ヴァージョン違いの3曲を収録したボーナス・ディスク付き限定2枚組となるので、急ぎの入手をお薦めしたい。[鬼形 智]

Official Website:
http://www.anekdoten.se/
Official facebook:
https://www.facebook.com/anekdoten


作品タイトル:Until All The Ghosts Are Gone
アーティスト名:ANEKDOTEN
発売日:2015年6月24日
メーカー/品番:アルカンジェロ / ARC-1165
商品詳細:[2CD]※紙ジャケット

トラックリスト:
Disc 1:

  1. Shooting Star
  2. Get Out Alive
  3. If It All Comes Down To You
  4. Writing On The Wall
  5. Until All The Ghosts Are Gone
  6. Our Days Are Numbered

Disc 2(Bonus Disc):

  1. Shooting Star(mix by Fredriksson with longer intro)
  2. 2.If It All Comes Down To You(new mix with different flutesolos)
  3. Our Days Are Numbered(mix by Hans Fredriksson)