2015年6月21日

米女性シンガー、メロディ・ガルドー(Melody Gardot)の最新作『カレンシー・オブ・マン~出逢いの記憶~』!

◎サングラスと大人っぽい歌声がトレード・マークのアメリカ人女性シンガー、メロディ・ガルドー(Melody Gardot)は、ジャズ・ファンの間で人気が高い。2009年のセカンド・アルバム『マイ・オンリー・スリル(My One And Only Thrill)』は日本のオリコン・チャートのジャズ部門で2ヶ月連続1位を記録し、その年には来日公演も行なわれた。本作は、そんな彼女の4作目となるアルバム。プロデュースは、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の元伴侶で名セッション・ベーシストとしても知られるラリー・クライン(Larry Klein)である。

『マイ・オンリー・スリル』はポップなジャズ・アルバムで、続く2012年の3作目『アブセンス(The Absence)』はラテンの風味を取り入れた作品だったのだが、今回の新作『カレンシー・オブ・マン~出逢いの記憶~(Currency Of Man)』は、きわめてシリアスで都会的なポップ・アルバム。ジャズの要素も強いのだが、それ以上にブルースの風味が濃厚だ。楽曲はポップではあるが、暗く重たい雰囲気が全体を支配していて、都会人の孤独や憂愁といったものが感覚的に伝わってくる。アンビエント的な雰囲気が強調されたバックのサウンドも素晴らしい。単なるオシャレなポップスを超えた、真面目で良質な作品だ。[立川芳雄/SD188]

https://www.youtube.com/watch?v=gOwoE8XtPFU&feature=youtu.be

Melody Gardot – Preacherman

Melody Gardot – Same To You

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