2015年6月28日

技巧派ギタリスト、クリソトフ・ゴダンを中心としたトリオ、モーグルブル(Mörglbl)の最新作『ティー・タイム・フォー・パンクス』!

◎技巧派ギタリストとしてスティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)やアラン・ホールズワース(Allan Holdsworth)らを引き合いに語られるクリソトフ・ゴダン(Christophe Godin)が率いるフランスの変態トリオ、モーグルブル(Mörglbl)の通算6作目となるニュー・アルバム。

サイトを見るとヨーロッパでは頻繁にライヴも行なっているようだし、こっちが想像する以上にアチラでは広く支持されているのかもしれない。但し、サウンド的にはとても幅広いリスナー向けとはいえない。ザッパからの多大なインフルーエンスを核に、フランス的なきついジョークやくすぐり、あるいは露悪的な過剰さをこれでもかとテンコ盛りにした悪夢のようなロック絵巻である。

それにしてもというくらいの体力である。とても3人だけの演奏とは思えぬパワーとスピード。それを支えているのは各々の並外れたテクニックということになるが、なかでもやはりクリソトフの個性は突出していて、ギミックと豪快さを巻き込んでミキサーにぶち込んだような壮絶なプレイを随所で繰り広げている。とりあえずザッパ系はもとより、テクニカル系のリスナーなら避けて通ることは許されぬトリオであることはたしか。[廣川 裕/SD188]

MÖRGLBL – TEA TIME FOR PÜNKS

Official Website:
http://www.morglbl.com/
Official facebook:
https://www.facebook.com/pages/M%C3%B6rglbl/229471253757086