2015年7月28日

70年代に数々の名作を残してきた米SSW、エリック・カズ(Eric Kaz)が41年ぶりに待望の最新アルバムを発表!

『エリック・カズ:41年目の再会』
◎いつもながら、この人の歌う世界にはどっぷりと浸かっていたくなる。今更紹介するまでもないだろうが、リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)やボニー・レイット(Bonnie Raitt)、マザー・アース(Mother Earth)らが彼の作品をカヴァー(※下段動画)していることでも知られるシンガー・ソングライター、エリック・カズ(Eric Kaz)の待望の新作だ。

2002年にリリースされた『1000年の悲しみ(1000 Years Of Sorrow)』は70sの発掘音源を集めたものだったから、純粋に新作となると41年ぶりのアルバムとなる。例によってピアノの弾き語りによる独特のスタイルは、やはり極めてゴスペル的で、唯一無二のその佇まいに惹かれる。この彼自身のルーズなリズム、弾き語りではないと伝わらない、表現し切れない固有の世界が広がる。淡々とした歌語りの中にそこはかとない情感を漂わせながら……。デビュー当時から変わらない言葉の使い方、表現、それもまたゴスペルにインスパイアされた言葉たちだ。それから、実は期待してなかったのだが、ビックリさせられたのは長い間ご無沙汰している間にヴォーカルそのものが良くなったことだろうか。やられた! と思うことしきりだ。[増渕英紀/SD190]

Eric Kaz Live in Japan [Part 3]

1000 Years Of Sorrow Track 1 – River Of Tears


Official Website:
http://www.erickaz.com/