2015年8月11日

音楽評論家、レコーディング・エンジニア、プロデューサーなどで知られる高橋健太郎の新著『スタジオの音が聴こえる~』!

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◎音楽評論家としてはもちろん、自ら主宰するインディー・レーベルなどでのプロデュース・ワーク、レコーディング・エンジニアとしての活動なども広く知られる高橋健太郎氏の新しい本が出た。これが、まさに彼にしか書けない、すばらしく示唆に富んだ内容で、本誌読者が読んだら目からウロコとなること必至のじつにおもしろい1冊になっている。彼がここで取り上げているのは60~70年代に数多くの名盤を生んだ各スタジオの音と、レコーディング・エンジニアの仕事。具体的にそのスタジオで録音されたアーティストとアルバムが素材なので、なにより音楽ファンとして最後まで深く関心を抱きながら読了できるのがいい。たとえばベアズヴィル・スタジオ(Bearsville Studios)はザ・バンド(The Band)の『カフーツ(Cahoots)』と佐野元春の『ザ・バーン』という具合だ。あのサウンドが生まれた背景やエンジニアの手法、スタジオの特性など、高橋氏ならではの説得力ある語り口に引き込まれる。


※以下オフィシャル・インフォメーションより
・サウンド・プロダクションの重要性が増した現在でも、DAW上で参照されているのは、60~70年代の機材を使ったエンジニアリング・テクニックであることが多い。本書に取り上げたインディペンデント・スタジオで起った出来事がいまだ影響を与えているのだ。
・音楽ジャンルさえ生んでしまった、インディペンデント・スタジオの機材、エンジニアなどに注目し、“あのサウンド”の生まれた背景、手法に迫る。

[登場する主なスタジオと作品]

  • TRACK01:ベアズヴィル・スタジオ
    『ギヴ・イット・アップ』ボニー・レイット/『ラント』『ザ・バラッド・オブ・トッド・ラングレン』トッド・ラングレン/『カフーツ』『ムーンドッグ・マチネー』ザ・バンド/『ボビー・チャールズ』ボビー・チャールズ/『ザ・バーン』佐野元春 他
  • TRACK02:レーンズ・モバイル・スタジオ
    『ウー・ラ・ラ』フェイセズ/『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』ザ・フー/『フィジカル・グラフィティ』レッド・ツェッペリン/『ワン・フォー・ザ・ロード』ロニー・レインズ・スリム・チャンス/『ボンゴス・オーヴァー・バルハム』チリ・ウィリ&レッド・ホット・ペッパーズ
  • TRACK03:マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ
    『ひとりごと』ポール・サイモン/『3614ジャクソン・ハイウェイ』シェール/『シュート・アウト・ザ・ファンタジー・ファクトリー』トラフィック/『アトランティック・クロッシング』ロッド・スチュワート『スターティング・オール・オーヴァー・アゲイン』 他
  • TRACK04:シグマ・サウンド・スタジオ
    『フィラデルフィア・ルーツ』V.A./『ザ・スタイリスティックス』ザ・スタイリスティックス/『ラヴ・イズ・ザ・メッセージ』MFSB/『ウェア・ウィル・ユー・ゴー・ウェン・ザ・パーティ・イズ・オーヴァー』アーチー・ベル&ザ・ドレルズ/『マクファデン&ホワイトヘッド』マクファデン&ホワイトヘッド
  • TRACK05:ストロベリー・スタジオ
    『ストロベリー・バブルガム』V.A./『シート・ミュージック』『オリジナル・サウンドトラック』『びっくり電話』10CC/『アンノウン・プレジャーズ』ジョイ・ディヴィジョン/『マクギア』マイク・マクギア
  • TRACK06:コニーズ・スタジオ
    『アウトバーン』クラフトワーク/『頽廃論的美学論』ディーヴォ/『システムズ・オブ・ロマンス』ウルトラヴォックス/『ムーヴィーズ』ホルガー・シューカイ/『ベゲグヌンゲン』イーノ、メビウス、ロデリウス、プランク/『ビフォア・アンド・アフター・サイレンス』ブライアン・イーノ 他
  • TRACK07:メディアサウンド
    『インナーヴィジョンズ』スティーヴィー・ワンダー/『コニー・アイランド・ベイビー』ルー・リード/『ドクター・バザーズ・オリジナル・サバンナ・バンド』ドクター・バザーズ・オリジナル・サバンナ・バンド/『ネヴァー・トゥー・マッチ』/『サーカス・タウン』山下達郎 他
  • TRACK08:コンパス・ポイント・スタジオ
    『ウォーム・レザレット』グレイス・ジョーンズ/『チル・アウト』ブラック・ウフルー/『グウェン・ガスリー』グウェン・ガスリー/『おしゃべり魔女』トム・トム・クラブ/『エモーショナル・レスキュー』『タトゥー・ユー』ローリング・ストーンズ/『モア・ソングス』トーキングヘッズ 他
  • TRACK09:ハンザ・スタジオ
    『ラスト・フォー・ライフ』『イディオット』イギー・ポップ/『ヒーローズ』『ロウ』デヴィッド・ボウイ/『ニナ・ハーゲン・バンド』ニナ・ハーゲン/『ザ・ファーストボーン・イズ・デッド』ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ/『アクトン・ベイビー』U2/『コラプス・イントゥ・ナウ』REM
  • TRACK10:ウォリー・ハイダー・スタジオ
    『グリーン・リヴァー』クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル/『デジャ・ヴ』クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング/『GP』グラム・パーソンズ/『土曜日の夜』トム・ウェイツ/『アメリカン・ビューティ』グレイトフル・デッド/『ランディ・ニューマンを歌う』ニルソン 他
  • TRACK11:SOMAエレクトロク・ミュージック・スタジオ
    『TNT』トータス/『サウンド・ダスト』ステレオラブ/『ウェン・ユー・ワー・ア・ビューティ』GREAT3/『アプロパット』サヴァス&サヴァラス/『ルビー・シリーズ』レベッカ・ゲイツ/『ヤンキー・ホテル・フォックストロット』ウィルコ
  • TRACK12:サウンド・テクニクス・スタジオ
    『ブライター・レイター』ニック・ドレイク/『リージ&リーフ』フェアポート・コンヴェンション/『ザ・ハングマンズ・ビューティフル・ドーター』ジ・インクレディブル・ストリング・バンド/『ファイヴ・リーヴス・レフト』ニック・ドレイク/『フォザリンゲイ』フォザリンゲイ/『ジャスト・アナザー・ダイアモンド・デイ』ヴァシュティ・バニヤン 他
  • TRACK13:アーデント・スタジオ
    『サンキュー・フレンズ:ジ・アーデント・レコーズ・ストーリー』V.A./『レッド・ツェッペリン3』レッド・ツェッペリン/『リスペクト・ユアセルフ』ザ・ステイプル・シンガーズ/『#1レコード』ビッグ・スター/『グリーン』REM
  • TRACK14:A&Mレコーディング・スタジオ
    『黒い涙』ソニー・チャールズ&ザ・チェックメイツ・リミテッド/『つづれおり』キャロル・キング/『レディズ・オブ・ザ・キャニオン』『コート・アンド・スパーク』ジョニ・ミッチェル/『ミニー』ミニー・リパートン/『遥かなる影』カーペンターズ
  • TRACK15:トライデント・スタジオ
    『ポストカード』メリー・ホプキン/『T・レックス』T・レックス/『ナーサリー・クライム』ジェネシス/『マッドマン・アクロス・ザ・ウォーター』エルトン・ジョン/『ジギー・スターダスト』デヴィッド・ボウイ/『ホワイト・アルバム』ザ・ビートルズ/『ジェームズ・テイラー』ジェームズ・テイラー
  • TRACK16:A&Rスタジオ
    『ビッグ・バンド・ボサノヴァ』クインシー・ジョーンズ/『ゲッツ/ジルベルト』スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト/『時の流れに』ポール・サイモン/『セカンド・チャイルドフッド』フィービ・スノウ/『ストレンジャー』『ニューヨーク52番街』ビリー・ジョエル/『エイジャ』スティーリー・ダン 他
  • TRACK17:フェイム・スタジオ
    『ザ・フェイム・スタジオ・ストーリー 1961-1973』V.A./『ディス・イズ・クラレンス・カーター』クラレンス・カーター/『ザ・フェイム・レコーディングス』ダン・ペン/『ドント・カウント・ミー・アウト』ジョージ・ジャクソン/『ウォンテッド~ザ・フェイム・レコーディングス』ジェームズ・ゴヴァン
  • TRACK18:オリンピック・スタジオ
    『レット・イット・ブリード』『ビトゥイーン・ザ・バトンズ』『エグザイル・オン・メイン・ストリート』ローリング・ストーンズ/『レッド・ツェッペリン』レッド・ツェッペリン/『ボールド・アズ・ラヴ』ジミ・ヘンドリックス/『ディア・ミスター・ファンタジー』トラフィック/『イーグルス』イーグルス
  • TRACK19:ヴィレッジ・レコーダー
    『カウント・ダウン・トゥ・エクスタシー』『プレッツェル・ロジックスティーリー・ダン/『ジェシ・デイヴィス』ジェシ・デイヴィス/『ホワイト・ライト』ジーン・クラーク/『エリック・クラプトン』エリック・クラプトン/『プラネット・ウェイヴズ』ボブ・ディラン