2013年3月25日

オリジナルRIOバンドの主要メンバーや当時の貴重なライヴ映像を収めた、RIOの歴史を辿るドキュメンタリーDVD

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V.A.『About Rock In Opposition』
『アバウト・ロック・イン・オポジション』

◎1978年にヘンリー・カウ(Henry Cow)(クリス・カトラー(Chris Cutler)中心に提唱された“反対派ロック運動(RIO=ロック・イン・オポジション)”はロックにおける非商業化と前衛化を国境を越えた連帯のなかで実践した重要なムーヴメントだった。スウェーデンのサムラ・ママス・マンナ(Samla Mammas Manna)やイタリアのストーミー・シックス(Stormy Six)、フランスのエトロン・フー・ルルーブラン(Etron Fou Leloublan)、ベルギーのユニヴェル・ゼロ(Univers Zero)。このムーヴメントを通して世界に紹介されたバンドがのちのシーンにどれだけ大きな影響を与え多くのフォロワーを生んできたのか計り知れないが、この重要きわまりないムーヴメントを再検証する、じつに興味深い映像がこのたび編まれた。オリジナルRIOのバンド連中の貴重なライヴ映像が収められているのも驚愕だが、彼らへのインタヴューを通してムーヴメントの生成と進展、さらに変化、伝播といった流れが綴られていく。おもしろいのは日本では認識のないマグマ(Magma)をRIO一派として捉えている点。マグマは近年RIOフェスの常連だからわからなくはないが。ユーゲン(Yugen)やルインズ(Ruins Alone)など新世代バンドも登場し、現在の動向までまとめてあるのは親切。[廣川 裕/SD155]

 

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